先崎理之・梅垣佑介・小田谷嘉弥・先崎啓究・高木慎介・西沢文吾・原 星一 著 ／ B5判 ／ 128ページ
ISBN 978-4-8299-7508-4 2019年4月22日発売
定価3,080円（本体2,800円＋10％税）
日本の鳥の半数以上を占める渡り鳥は、いつ、どこから渡ってくるのか？最新研究を元に、飛来のメカニズムや渡りルートなどを解説。また全国の観察スポットや人気の渡り鳥の出会い方など、観察のノウハウも多数紹介する。
- 日本の鳥の約6割は渡り鳥。近年の衛星追跡やウォッチャーの増加、撮影技術の向上により、飛躍的に進歩を遂げた日本の渡り鳥に関する情報をまとめた初めての本。
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渡り鳥がどこから来て、どこへ行くのかを取り上げ、日本列島の南北移動だけでなく、大陸との東西移動や、遠く北極圏や赤道を越えた移動まで、地球規模で動く日本の渡り鳥のルート（フライウェイ）を、地図などのビジュアルを使って視覚的に紹介。
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地球規模で移動する渡り鳥でも、実際に出会うのは河川や農地、公園といった身近な環境。渡り鳥に出会える環境を11個挙げ、それぞれの環境ごとに、なぜ渡り鳥に好まれるのかや、観察に適した時期など、出会いのノウハウを提供。
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野外で渡り鳥に会うためには、天候や鳴き声、季節と時間、年ごとの動きなど、さまざまな目の付けどころ（ポイント）をていねいに解説。より確実に渡り鳥に会うために知っておくと良い点を紹介。
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人気の猛禽類からシギ･チドリ類、小鳥類まで20種以上の鳥を挙げ、それぞれの鳥の渡りのルートや観察のポイントを紹介。ヒヨドリやハチクマといったよく知られた渡り鳥だけでなく、シロフクロウやレンカクのような出会う機会が少ない迷鳥についても、過去の記録を元にした出現の傾向など、出会いのヒントを提供。
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「ワシタカ類」や「山の陸鳥」といった6つのグループごとに探鳥地ガイドを掲載し、北海道から沖縄まで、のべ100か所以上のポイントを見られる鳥とともに紹介。