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花と動物の共進化をさぐる
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種生物学シリーズ
身近な野生植物に隠れていた新しい花の姿

詳細内容

種生物学会 編 / 責任編集 川北 篤 / A5判 / 256ページ
ISBN 978-4-8299-6208-4  2021年9月29日発売
定価2,970円(本体2,700円+10%税)
昆虫などの動物に花粉を運んでもらうための花の戦略は古くから研究されてきたけれど、日本の植物でもわかっていないことがまだあった! この10年ほどの間に、身近な植物で発見された新事実を紹介。

内容確認

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目次
総論 送粉者を通してみる花の多様性 川北 篤
第1章 日本にもあった! 昆虫に擬態するラン:ボウランの化学擬態を発見するまで 新垣 則雄・若村定男
第2章 山の中に待ち受ける「わな」 :テンナンショウ属の多様な送粉様式の謎 奥山 雄大・柿嶌 聡
第3章 ツリガネニンジンの花粉を運ぶ蛾 船本 大智
第4章 日陰者の送粉者:キノコバエに送粉される植物の隠された多様性 望月 昂
第5章 蛾に踏まれて受粉! サクラランの不思議な送粉の発見 望月 昂
 コラム1 カギカズラの花に集まる着地訪花性ガ類 船本 大智
 コラム2 マツグミの花を訪れるメジロ 船本 大智
第6章 滑る花弁:新しい盗蜜アリ排除機構の発見 武田 和也
第7章 ところ変われば送粉者も変わる。哺乳類媒ウジルカンダの送粉システム 武田 和也
 コラム3 さまざまな花の二型性 川北 篤
第8章 島と異型花柱性の生物学:小笠原・沖縄・ハワイから 渡邊 謙太
第9章 植物・送粉者・防衛アリが織りなす多様性 山崎 絵理
 コラム4 変わる花の形:わかってきたママコナ属の多様な姿 長谷川 匡弘
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