熊谷さとし 著 / 安田 守 写真 / A5判 / 152ページ
ISBN 978-4-8299-7244-1 2023年1月20日発売
定価2,200円(本体2,000円+10%税)
タヌキ、キツネ、ムササビ……。日本の森や里山に暮らす野生動物が残した足跡や食べあと、フン、けもの道などのフィールドサイン。身近なフィールドで観察できる35種の野生動物を取り上げ、さまざまなフィールドサインを紹介。フィールドサインの読み取り方や持ち主にたどりつく方法がわかる。
主な特長
- 身近なフィールドで観察できる35種の野生動物がわかる。
- 各種について、大きさや体重、分布、生息環境などの基本情報を紹介。
- 各種について、足跡や歩行パターン、食痕、フン、巣、けもの道など、さまざまなフィールドサインを掲載。実際のフィールドに残された足跡の写真を多数掲載しているので、識別に使えます。
- ほとんどの掲載種について足裏の写真を掲載したので、足跡の付き方が連想できます。
- フィールドサインの写真に野生動物イラストを重ねて表示することで、実際のフィールドでどのように行動したのかが紙面上でよみがえります。
- フィールドサインのひとつであるフンに関しては、視覚的情報だけでなく、種を見分ける際に有効なニオイに関する情報も盛り込みました。
- フィールドワークの楽しみ方や注意点、記録の残し方、撮影方法なども詳しく紹介しました。
- 野外での観察結果から推理を楽しむフィールドワークは、子ども交えての環境教育に最適です。本書は教材として十分に役立つ内容となっています。
改訂版による主な変更点
- じつは生きていた?! ニホンカワウソの最新情報を収録。
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ツシマヤマネコのフィールドサインや生態写真を追加。
- ムササビやモモンガの貴重な生態写真と新事実を追記。